3学科が志向するそれぞれの専門性

法学部を構成する3つの学科はどのように関わり、どのような独自性を有すのでしょう。

ここでは「選挙」をテーマに各学科の学びの特色を見ていきましょう

各学科とも学生の自主性を重視し、所属する学会外の科目も履修が可能です。

法律学科

公職選挙法に基づいて行われる選挙

[法律学科が目指す学び]

大切なのは「行動規範」
法による紛争の解決や予防を学ぶ

法律学とは現代社会のさまざまな現象を論理的に捉え、その解決策を探る能力、いわゆる「リーガルマインド」を養成する学問です。法学を学ぶことで、社会を客観的に観察する目と、深い洞察に基づく論理的・合理的な思考力を身につけていきます。法律学科では、憲法・民法・刑法・商法それぞれの分野で基礎となる法律や理論を理解し、その上で応用へと進む、系統的な学びを実現したカリキュラムを構成しています。

法律学科は、6つのモデルコースが設定されています。

1. 裁判と法コース | 2. 行政・公共政策と法コース | 3. 企業・経営と法(商法中心)コース | 4. 企業・経営と法(労働法中心)コース | 5. 国際社会と法コース | 6. 文化・社会と法コース

政治学科

政党がそれぞれの政策を提起し戦う選挙

[政治学科が目指す学び]

「知を愛すること」を胸に
本質を問い、問題解決を目指す

政治学は問題のメカニズムを解明し、問題解決・処理のための方策を探究する学問です。政治学科では、伝統的な政治学を超えて、ジェンダーや公共政策、コミュニティ政策、メディア論など、新しい分野の政治学を展開しています。そのため今まさに実社会でおきている具体的な政治問題にも取り組むことができます。複雑化する現代の政治問題を批判的に検討、分析、判断し、問題解決力、実践力を身につけます。

政治学科は、初年度から
ほとんどの専門科目が履修可能です。

国際政治学科

世界各国の選挙とは?米大統領選が及ぼす世界への影響

[国際政治学科が目指す学び]

地球共生社会の実現に貢献できる
グローバル人材を育成する

国際政治学とは、国際社会における主権国家の政策決定、戦争と平和、開発と民主化などについて研究する学問です。国際政治学科では、発展著しいアジア太平洋地域の政治や国際関係について学ぶとともに、地球的視野からグローバル・ガバナンスについても学びます。現地体験やフィールドワークを重視し、分析力、構想力、交渉力、そして英語力を磨き、国際社会で主体的に行動できるチカラを育てます。

国際政治学科は、コース選択によって
専門性を養います。
  1. 1. アジア国際政治コース
  2. 2. グローバル・ガバナンスコース

セミナー

高校までの授業形態と異なるのが演習( ゼミナール)、通称ゼミです。
法学部では「入門ゼミ」と「応用ゼミ」を通して、学生自身の
学びを深めていきます。

  1. 入門ゼミ

    大学ならではの学びの形態を、
    基礎から学んでいく「入門ゼミ」

    通常の授業とは異なる演習。学生主体で進む「ゼミ」の入門編として、演習形式の授業を1 年次から取り入れています。入門ゼミでは共通の文献を読み、資料をつくり、報告そして議論することをはじめます。夏休みにレポートを提出し、大学院生に添削してもらったりもします。ゼミの雰囲気を感じ、演習の内容に触れることで大学での学びを身近なものとして捉えることができます。読解力や討論する力も育んでいきます。8 割ほどの1 年生が入門ゼミを履修しています。

    「ゼミナール」という授業形態に慣れ親しみ、その特質を理解し主体的な、大学ならではの学びと、それに取り組む学生自身の意識を育成。

  2. 応用ゼミ

    さらに学びを深め、
    自分の学びたい分野を究める「応用ゼミ」

    法律学科
    基本的には特定分野に絞る3~4 年次に選択。法律学は積み上げる学問であるため法学入門演習など導入科目を経て興味のある分野へ進むことが理想です。学ぶことで生きる力を養っていきます。
    政治学科
    ひとつのテーマについて学生同士あるいは学生と教員が議論をしながら考察を深めていくのが演習。ゼミでは課外授業や研修なども行なわれ、教員と学生、学生同士の結びつきも深まります。
    国際政治学科
    英語によるコミュニケーション、現地体験・フィールドワークなどの特徴をもち、個々が強く関心を抱く地域での実習を重視。政治学科との垣根も低く、相互に取れるゼミも多くあります。